タイでは、新型インフルエンザの患者数が増加している。2010年の累積患者数は、8月28日時点で人口10万人当たり13.29人(前週まで12.4人)となった。死亡例は累計で57人(前週まで52人)となった。

 昨年の4月28日から12月31日までの患者数は人口10万人当たり47.86人で、死亡は197人だった。今年に入り人口10万人当たり患者数は5月、6月は10人台で推移していた。しかし、7月に入ってから増加し、11人台で推移した。8月7日時点では11.49人、8月14日時点で11.84人と増加、8月21日時点で12.4人、8月28日時点で13.29人とさらに増加している(図1)。

 死亡は、7月31日から8月7日までの1週間で10人と急増し、その動向が注目されたが、8月8日から8月14日の1週間は2人と減少した。21日までの1週間も2人に留まっいたが、28日までの週では5人と増加した。

図1 タイの新型インフルエンザ流行の動向(左軸;患者数、右軸;死亡)