ニュージーランドインフルエンザ流行が、引き続き拡大している。32週(8月9日から15日)には10万人当たりの受診率が143.8人と、31週(同110.7人)よりさらに増加した(図1)。この時点で2008年の流行ピークを超える一方、2009年のピークの50%に達した。

図1 ニュージーランドのインフルエンザ流行状況(32週)

 地域的には、10万人当たりの受診率が250〜399である「High Activity」の州は前週の4州から3州に減ったが、Hawke's Bay州は10万人当たりの受診率が481.9人と急増した。Bay of Plenty州が294.6人、Waikato州が269.0人で続いている。

 流行しているウイルスは、パンデミック(H1N1)2009が依然として優勢で、検体の81%を占めている(前週は72%)。

 なお、パンデミック(H1N1)2009の感染が確定した人は、2010年1月以来、999人となった。このうち375人が32週に確認された。

■参考資料
INFLUENZA WEEKLY UPDATE