沖縄県によると、28週(7月12日から18日)のインフルエンザ定点当たり届出数は1.17人となり、流行の目安とされる「1人」を超えた。これまでに検査できた4検体では、ウイルスタイプはB型が3検体、A香港型(H3N2)が1検体となっており、新型インフルエンザウイルスはまだ検出されていない。

 沖縄県では、2005年以降、夏場のインフルエンザ流行が続いている。昨年は、新型インフルエンザの発生で、2009年28週には7.69人と高水準にあった。同31週には11.79人と流行注意報の目安とされる「10人」を超え、32週に20.36人、33週に29.60人と急増していた。

 このため今夏は、新型インフルエンザの再流行の懸念があったが、沖縄県衛生環境研究所によると、今のところ、検出されたウイルスはB型、A香港型のみとなっている。ただし、今後の検体検査次第では、新型が確認される可能性もあり、引き続き監視を続けていくという。

 沖縄県では南部地区で定点当たり届出数が2人程度となっており、全県的に流行宣言を出すかどうか、今後の県の対応が注目される。

図1 沖縄県のインフルエンザ定点当たり届出数の動向