WHOは4月21日、ベトナムで鳥インフルエンザ・H5N1のヒト感染例が新たに2例確認されたと発表した。ベトナムの感染例は今年に入って計7例となり、2009年に確認された5例を超えた。

 新たに報告されたのは、22歳男性と2歳女児の2人。22歳男性(Nhu Co commune在住)は、3月28日に症状が現れ重症だったためNational Hospital of Tropical Diseasesに転送された。疫学的調査によると、病気あるいは死んだ家禽との接触が示唆されている。

 2歳女児(BCho Moi district)は、4月2日に症状が現れ、4月4日にCho Moi District Hospitalに転送された。症状は安定しているという。疫学的調査によると、病気あるいは死んだ家禽との接触が示唆されている。

 発表では、この2例にヒト‐ヒト感染を示す疫学的リンクは確認されていない。

 これでベトナムでは、WHOへ報告があった事例は2003年以降、119例となった。うち死亡例は59例となっている。