国立感染症研究所インフルエンザウイルス分離・検出速報によると、年明けから10週までのB型の検出報告は30件となった(図1)。昨年同時期の報告件数の3%に過ぎないものの、地域によっては、検出件数が目立ってきているところもあり注意が必要だ。

 B型の検出報告は、2010年に入ってから散発的に出てきていた。3月25日のまとめでは、1週から4週までは1、2件だったが、5週に4件、6週に3件、8週に8件、9週に5件、10週に6件と、最近になって増える傾向にある。

 都道府県別では、神奈川県や三重県で1日に3件あるは4件の報告が見られるようになっている。

 MLインフルエンザ流行前線情報データベースでも、報告数が少ない中ながら、B型が散見されるようになってきており、警戒が必要な状況だ。

図1 インフルエンザウイルス分離・検出速報(昨シーズンと今シーズンの比較)