WHOは3月4日、エジプト鳥インフルエンザH5N1のヒト感染例が新たに5例確認されたと発表した。今年に入って計14例となった。

 新たに報告されたのは、53歳男性、1歳男児、10歳男児、30歳女性、13歳男児の5人。53歳男性(Shobra Elkhima在住)は、2月27日に症状が現れ同日入院しタミフルによる治療を受けた。現在、危篤状態にある。

 1歳男児(Banha)は、2月22日に症状が現れ翌23日に入院。タミフルによる治療を受けている。症状は安定している。

 10歳男児(Meet Ghamr)は、2月10日に発症。2月14日に入院しタミフルによる治療を受けた。症状は慎重な対応が必要な状態にある。

 30歳女性(Kellin)は、2月10日に発症し翌11日に入院し、タミフルによる治療を受けた。症状は安定している。

 13歳男児(Kafr El-Sheik)は、2月10日に発症し2月14日に入院、タミフルによる治療を受けた。症状は安定している。

 以上5例とも、病気や死亡したニワトリとの接触が示唆されている。

 これでエジプトでは、WHOへ報告があった事例は2003年以降、104例となった。うち死亡例は30例で、致死率は28.8%となっている。