エジプトで、鳥インフルエンザ・H5N1ヒト感染例が相次いでいる。WHOに対して2月8日に2例、10日に1例の報告があった。1月28日に3例の報告があったばかりで、今年に入って計7例となった。

 2月8日に報告されたのは、40歳女性(Banha地区)と29歳女性(Elsadat地区)の2人。40歳女性は、1月31日に発症し2月2日に入院。タミフルによる治療を受け現在は症状が安定しているという。29歳女性は、1月27日に発症し2月3日に入院。タミフルによる治療を受けているが、危篤状態にある模様だ。

 また、2月10日には、37歳男性(Helwan地区)の感染例が報告された。1月31日に症状が現れ、2月6日に入院。タミフルによる治療を受けているが、現在は危篤状態にあるという。

 これでエジプトでは、WHOへ報告があった事例は2003年以降、97例となった。うち死亡例は27例で、致死率は27.8%となっている。全世界では2月10日現在、474例で、うち死亡は282例となった。致死率は59.4%となっている。ただし、この数字はWHOに報告があった事例に限っており、インドネシアなどの状況はWHOに届いていないことに留意すべきだろう。