東京都のインフルエンザ患者報告数(定点当たり届出数)が再び増加に転じた。2010年3週(1月18日〜24日)は6.59人で、前週の4.83人から増加した。年齢別では14歳以下の割合が増加、全体の60%に迫っている。

 これまでの推移を見ると、東京都の流行は44週に28.03人とピークに達した。その後、9週連続で減少を続けていたが、年明けの1週は増加した。2週は4.83人に減少したが、3週に再び増加に転じた(図1)。

図1 東京都のインフルエンザの動向(定点当たり届出数の推移)

 特徴の1つは、14歳以下の割合が再び増えていることだ。昨年末から2010年1週にかけては、20歳以上の割合が増える一方で、14歳以下は減少していた。しかし、2週からは増加しはじめ、3週は60%に迫った(図2)。学校再開との関連も指摘されており、再燃への警戒が必要だろう。

 なお、東京都によると、2009年第28週(7月)以降、検出されたウイルスのほとんどが新型インフルエンザウイルスとなっている。

図2 年齢階級別に見たインフルエンザ患者の推移(東京都)