MLインフルエンザ流行前線情報データベース(ML-flu-DB)への報告数が、再び増加した(図1)。2010年3週(1月18日〜24日)の報告数は1月24日深夜時点で1711件となり、前週の1162件から600件近く増加した。ML-flu-DBを管理する西藤小児科こどもの呼吸器・アレルギークリニックの西藤成雄氏によると、最近では5歳から9歳の報告の割合が増える傾向にあるという。

 これまでの推移を見ると、ML-flu-DBの報告数は、39週に711件といったん減少し、その後は5週連続で増加した。45週に減少した後は46週、47週、48週と3週連続で増加したが、頭打ち傾向が見えていた。49週に1000件余の減少に転じ、さらに50週、51週、52週とそれぞれ1000件ほど減少を続け、53週はさらに減少幅が広がっていた。2010年に入ってからは、1391件、1162件、そして1711件と推移した。依然として、再燃への警戒は必要だ。

 ML-flu-DBの報告数は、インフルエンザ定点当たり届出数の動向の先行指標となりうるもので、定点当たりの届出数も増加する可能性がある。

 地域別では、熊本県が166件でもっとも多く、大阪府が141件、滋賀県が111件、和歌山県が110件となっている。これに埼玉県が89件、宮崎県と東京都がそれぞれ87件などと続いている。

図1 ML-flu-DBの報告数とインフルエンザ定点当たり届出数(全国)の動向