東京都インフルエンザ患者報告数(定点当たり届出数)が増加に転じた。2010年1週(1月4日〜10日)は5.51人で、前週の4.16人から増加した。20歳以上の割合が増えており、特に20代は367人と全報告数1576人の23%を占めている。

 これまでの推移を見ると、東京都の流行は44週に28.03人とピークに達した。その後、9週連続で減少を続けていたが、年明けの1週で増加に転じた(図1)。

図1 東京都のインフルエンザの動向(定点当たり届出数の推移)

 特徴の1つは、20歳以上の割合が増えていることだ。50週は23%だったが、以降、24%、30%、40%と推移、2010年1週は50%に達した(図2)。これまで割合が少なかった20歳以上の報告数が増える傾向が見られることから、再燃への警戒が必要だろう。

 なお、東京都によると、2009年第28週(7月)以降、検出されたウイルスのほとんどが新型インフルエンザウイルスとなっている。

図2 年齢別に見たインフルエンザ患者の推移(東京都)