都道府県がまとめているインフルエンザ定点当たり届出数(速報値)によると、44週(10月26日〜11月1日)に全国平均で33.28人となり、警報レベルの目安とされる「30人」を超えた。警報レベルを超えたのは21都道府県で、前週の5道県から急拡大した。もっとも多いのは愛知県で県平均で54.44人となった。前週との比較では、北海道で減少したほかは軒並み増加した。

 44週でもっとも多いのは、愛知県で54.44人と前週(39.42人)より増加した。秋田県が53.55人(前週32.15人、以下同)、北海道が49.08人(61.43人)、三重県が46.14人(29.97人)、福岡県が45.64人(37.35人)、宮城県が44.82人(19.99人)、滋賀県が44.42人(29.13人)、兵庫県が42.43人(33.51人)となり、ここまでが「40人」を超えた(図1〜3)。

図1-3 インフルエンザ定点当たり届出数の推移(警報報レベルを超えた自治体を中心に表示。各数値は速報値であるため修正される可能性がある)

 前週からの増加率をみると、石川県で2.56倍に、また山口県、山形県、愛媛県、宮城県、鹿児島県、鳥取県でも2倍以上となった(表1)。

 国立感染症研究所のインフルエンザウイルス分離・検出速報(11月3日現在報告数)によると、最近、分離・検出されているウイルスは、ほとんどが新型インフルエンザ(A/H1N1)となっている。

表1 43週と44週の比較

43週44週44週/43週
全国24.6233.281.35
石川県12.9433.192.56
山口県7.3518.542.52
山形県10.8326.692.46
愛媛県10.3024.932.42
宮城県19.9944.822.24
鹿児島県7.1015.882.24
鳥取県6.1412.932.11
山梨県10.7321.131.97
富山県12.0223.291.94
大分県18.9736.331.92
栃木県14.2526.051.83
岡山県11.1420.241.82
福井県14.0024.471.75
福島県15.7927.541.74
新潟県22.6639.251.73
徳島県8.3713.971.67
秋田県32.1553.551.67
高知県16.6326.941.62
長野県11.2618.091.61
広島県15.6324.931.60
和歌山県14.1821.961.55
三重県29.9746.141.54
滋賀県29.1344.421.52
京都府22.4034.151.52
長崎県15.4923.381.51
宮崎県22.1733.421.51
青森県24.8937.461.51
群馬県18.7627.351.46
香川県24.3634.791.43
熊本県15.4021.991.43
岐阜県20.0628.451.42
佐賀県22.7231.721.40
埼玉県28.2339.391.40
島根県9.6113.321.39
愛知県39.4254.441.38
茨城県19.3526.081.35
千葉県23.1830.701.32
神奈川県29.3638.391.31
奈良県17.8022.851.28
静岡県13.3917.141.28
兵庫県33.5142.431.27
大阪府27.8334.771.25
福岡県37.3545.641.22
沖縄県24.9729.551.18
岩手県29.1134.311.18
東京都25.2428.091.11
北海道61.4349.080.80