都道府県がまとめているインフルエンザ定点当たり届出数によると、43週(10月19日〜25日)に全国平均で24.65人となり、前週(17.65人)の1.4倍となった。42都道府県で注意報レベルの目安とされる「10人」を超え、感染は全国に広がっている。もっとも多いのは北海道で、全道で61.43人となった。前週からの増加率では、愛媛県で4.72倍と急増、山形県や新潟県で3倍以上となったほか、石川県や長野県、山口県などでも3倍近くに増加した。

  43週でもっとも多いのは、北海道で61.43人と前週(57.93人)より増加した。愛知県が39.42人(前週31.78人、以下同)、福岡県が37.35人(29.08人)、兵庫県が33.51人(22.09人)、秋田県が32.15人(19.29人)となり、ここまでが警報レベルの目安とされる「30人」を超えた(図1)。三重県が29.97人(17.47人)、神奈川県が29.36人(25.19人)、滋賀県が29.13人(16.02人)、岩手県が29.11人(12.27人)、埼玉県が28.23人(22.80人)となり、警報レベルに迫った。

 前週からの増加率をみると、愛媛県で4.72倍に、また山形県や新潟県で3倍以上となったほか、石川県や長野県、山口県などでも3倍近くとなった(表1)。

 国立感染症研究所のインフルエンザウイルス分離・検出速報(10月27日現在報告数)によると、分離・検出されているウイルスは、ほとんどが新型インフルエンザ(A/H1N1)となっている。

図1 インフルエンザ定点当たり届出数の推移(警報報レベルを超えたか迫っている自治体を中心に表示。各数値は速報値であるため修正される可能性がある)

表1 42週と43週の比較

42週43週43週/42週
全国17.65 24.62 1.39
愛媛県2.18 10.30 4.72
山形県3.10 10.83 3.49
新潟県6.96 22.66 3.26
石川県4.33 12.94 2.99
長野県3.91 11.26 2.88
山口県2.56 7.35 2.87
鳥取県2.24 6.14 2.74
福島県5.93 15.79 2.66
山梨県4.08 10.73 2.63
香川県9.98 24.36 2.44
岩手県12.27 29.11 2.37
福井県6.09 14.00 2.30
高知県7.31 16.63 2.27
富山県5.35 12.02 2.25
宮崎県10.17 22.17 2.18
宮城県9.22 19.99 2.17
岡山県5.18 11.14 2.15
青森県11.94 24.89 2.08
広島県7.60 15.63 2.06
佐賀県12.08 22.72 1.88
島根県5.24 9.61 1.83
滋賀県16.02 29.13 1.82
岐阜県11.07 20.06 1.81
大分県10.91 18.97 1.74
三重県17.47 29.97 1.72
栃木県8.33 14.25 1.71
秋田県19.29 32.15 1.67
群馬県11.25 18.76 1.67
奈良県10.93 17.80 1.63
熊本県9.70 15.40 1.59
鹿児島県4.58 7.10 1.55
兵庫県22.09 33.51 1.52
和歌山県9.48 14.18 1.50
京都府15.23 22.40 1.47
茨城県13.23 19.35 1.46
静岡県9.17 13.39 1.46
千葉県16.62 23.18 1.39
徳島県6.05 8.37 1.38
長崎県11.99 15.49 1.29
福岡県29.08 37.35 1.28
埼玉県22.80 28.23 1.24
愛知県31.78 39.42 1.24
大阪府23.25 27.83 1.20
神奈川県25.19 29.36 1.17
東京都22.20 25.24 1.14
沖縄県22.00 24.97 1.14
北海道57.93 61.43 1.06