新型インフルエンザワクチン接種後の副反応の状況について、10月19日から22日までの報告がまとまった。厚生労働省によると、この間に報告があった副反応症例は2つの調査合計で32症例となった。うち重篤な副反応を示したのは6例だったが、いずれも回復・軽快している。

 ワクチン接種後の副反応については、国立病院機構67病院の医療従事者を対象としたコホート調査とワクチン接種の受託医療機関からの報告に基づく2系統の調査で把握している。

 コホート調査では、重篤な副反応が4例、非重篤の副反応が3例あった。重篤な副反応は、両下肢筋肉痛が1例、嘔吐が1例、動悸(洞性頻脈)が1例、嘔吐・発熱・意識低下が1例だった。いずれも、回復または軽快に至っている。このほか、非重篤の副反応として3例が報告された。アナフィラキシーが1例、発熱が2例だった。なお、このコホート調査の接種者数は2万2112例となっている。

 もう1つの受託医療機関からの報告に基づく調査では、重篤な副反応が2例だった。アナフィラキシーショック1例、吐気1例で、いずれも回復または軽快している。非重篤の副反応が23例で認めた。内訳は、じんましん9例、アナフィラキシー2例、アナフィラキシーショック1例、全身の発疹2例、局所の異常腫脹2例、動悸・気分不良・血圧上昇1例、発熱1例、インフルエンザ様症状1例、呼吸困難・SpO2低下1例、顔面の搔痒1例、意識消失・吐気1例、頭痛1例だった。なお、医療機関における接種数については、改めて集計する予定になっている。

■参考資料
新型インフルエンザワクチン接種に係る副反応の報告状況について