首都圏でインフルエンザ届出数が引き続き増加した。インフルエンザ定点当たり届出数は、42週(10月12〜18日)に、東京都で22.16人となり前週の18.11人から増加した。埼玉県は前週の16.89人から22.97人に、群馬県も11.25人となり、それぞれ全県で注意報レベルとされる「10人」を超えた(図1)。

 東京都WEB版発生動向調査によると、42週の届出患者数は289定点合計で6404人となり、前週より1013人増加した。男性が3284人、女性3120人で男性が多くなっている。

 年齢別では、10歳未満が2653人(前週2127人)、10歳から14歳が2258人(同2065人)、15歳から19歳が631人(同638人)、20〜29歳が278人(同179人)など、依然として若い世代に感染例が目立っている。 30〜39歳が276人(同185人)、40〜49歳が262人(同145人)、50〜59歳が30人(同41人)、60〜69歳が12人(同6人)、70〜79歳が4人(同5人)となっている。

 前週からの変化で見ると、6カ月までが5倍ともっとも増加しており、60〜69歳、1歳、40〜49歳の各年齢層で1.8倍以上となっている。

 なお、東京都健康安全研究センターが行っているウイルス検出検査では、28週以降の検出ではほとんどが新型インフルエンザウイルスとなっている。

図1 首都圏のインフルエンザ流行状況(定点当たり届出数の推移。神奈川県と千葉県は40週まで)