CDCによると、米国のインフルエンザ流行は40週(10月4日〜10日)時点で、医療機関へのインフルエンザ様患者の受診率が6.1%となり、最近の4シーズンでもっとも高かった2006/07シーズンのピークを超えた。この時期としては「異常な流行」となっている(図1)。

図1 米国のインフルエンザ流行状況(医療機関へのインフルエンザ様患者の受診率の推移。CDC)

 また、肺炎・インフルエンザ死亡率をみると、40週時点で6.7%となり、超過死亡の閾値である6.5%を超えており、流行の拡大とともに超過死亡の増加も懸念される状況となっている(図2)。

 自治医大病院臨床感染症センター感染制御部長の森澤雄司氏は、先週末に都内で開かれたセミナーで講演。その中で、米国の流行拡大に伴い超過死亡の発生が確認されたことを指摘、今後の動向に留意する必要があると訴えた。日本でも感染者数が増えるほどに、重症例あるいは死亡も増えていくことが懸念される。重症化を如何に抑制していくかが問われている。

図2 米国の肺炎・インフルエンザ死亡率の推移(閾値を越えた部分が超過死亡となる。CDC)

■CDCの報告
2009-2010 Influenza Season Week 40 ending October 10, 2009