都道府県がまとめているインフルエンザ定点当たり届出数によると、40週(9月28日〜10月4日)時点で全国で6.40人となった。39週に減少に転じたが、再び増加した。北海道福岡県愛知県で、春以降初めて注意報レベルとされる「10人」を超え、沖縄県も加えた4道県となった(図1)。

図1 インフルエンザ定点当たり届出数の動向

 40週に流行の目安とされる「1人」を超えているのは44都道府県で、前週より2県増加した。もっとも多いのは、北海道で16.99人と前週(6.18人)の3倍近くに増加した。これに、福岡県が13.41人、沖縄県が10.47人、愛知県が10.39人で続いている。ここまでが注意報レベルの「10人」を超えている。

 前週からの増加率をみると、愛媛県で3.68倍、佐賀県で3.56倍と急増したほか、、青森県で2.86倍、北海道で2.75倍、新潟県で2.37倍、石川県で2.18倍に増えている。前週より増えたのは、40自治体で前週の16件より拡大した(表1)。

 国立感染症研究所のインフルエンザウイルス分離・検出速報(10月6日現在報告数)によると、分離・検出されているウイルスは、ほとんどが新型インフルエンザ(A/H1N1)となっている。

表1 定点当たり届出数の推移(前週からの増加率が高い順)

39週40週40週/39週
全国4.256.40 1.51
愛媛県0.341.25 3.68
佐賀県1.856.59 3.56
青森県0.631.80 2.86
北海道6.1816.99 2.75
新潟県1.182.80 2.37
石川県0.61.31 2.18
熊本県1.543.25 2.11
静岡県12.11 2.11
神奈川県3.848.05 2.10
三重県2.695.51 2.05
兵庫県5.198.94 1.72
茨城県2.23.77 1.71
富山県0.330.56 1.70
和歌山県3.125.26 1.69
長崎県3.365.57 1.66
奈良県3.154.85 1.54
岐阜県2.664.06 1.53
福岡県8.7913.41 1.53
愛知県6.8310.39 1.52
山口県1.281.94 1.52
千葉県5.147.66 1.49
京都府4.346.44 1.48
福島県1.512.21 1.46
岡山県1.321.93 1.46
宮城県3.855.55 1.44
東京都6.689.60 1.44
広島県1.632.28 1.40
秋田県2.183.04 1.39
大分県3.554.95 1.39
鹿児島県1.732.40 1.39
群馬県2.182.93 1.34
山形県0.560.75 1.34
埼玉県6.298.10 1.29
香川県2.73.47 1.29
徳島県1.321.64 1.24
福井県1.531.81 1.18
宮崎県2.462.81 1.14
山梨県1.631.85 1.13
長野県1.822.01 1.10
栃木県2.282.50 1.10
大阪府8.828.54 0.97
島根県1.421.32 0.93
沖縄県12.1210.47 0.86
岩手県5.024.08 0.81
鳥取県1.170.93 0.79
滋賀県8.676.65 0.77
高知県3.172.40 0.76