都道府県がまとめているインフルエンザ定点当たり届出数によると、39週(9月21〜27日)時点で全国で4.25人となった。32週に流行の目安とされる「1人」に迫った以降、6週連続の増加していたが、7週目で減少した。しかし、滋賀、徳島、島根、岡山などでは前週より増加しており、地域によっては依然として流行が拡大している。

 39週に流行の目安とされる「1人」を超えているのは42都道府県で、前週より3県増加した。もっとも多いのは、依然として沖縄県で、前週の12.52人よりは減少したが12.12人と高い水準にある。これに、大阪府が8.82人、福岡県が8.79人、滋賀県が8.67人で続いている。

 先週、注意報レベルとされる「10人」を超えた東京都は、6.18人と減少した。学級閉鎖などの効果が現れたとの見方もある一方、39週はシルバーウイークと重なっていたため、その影響が少なくないとの指摘もある。

 前週からの増加率をみると、滋賀県と徳島県で1.81倍と急増したほか、島根県で1.54倍、岡山県で1.42倍に増えている(表1)。前週より増えたのは、16の自治体だった(図1)。

 国立感染症研究所のインフルエンザウイルス分離・検出速報(9月29日現在報告数)によると、分離・検出されているウイルスは、ほとんどが新型インフルエンザ(A/H1N1)となっている。

■訂正
10月2日に以下を訂正しました。
・都道府県のデータ処理に間違いがありました。正しいデータに基づき、再度記事を構成しました。お詫びして訂正いたします。

図1 インフルエンザ定点当たり届出数の動向

表1 定点当たり届出数の推移(前週からの増加率が高い順)

38週39週39週/38週
全国4.954.250.86
滋賀県4.798.671.81
徳島県0.731.321.81
島根県0.921.421.54
岡山県0.931.321.42
岩手県3.555.021.41
三重県1.922.691.40
宮崎県1.952.461.26
福岡県6.998.791.26
岐阜県2.22.661.21
鳥取県0.971.171.21
大分県2.973.551.20
愛知県5.816.831.18
佐賀県1.591.851.16
長野県1.581.821.15
秋田県1.982.181.10
香川県2.642.71.02
新潟県1.181.181.00
沖縄県12.5212.120.97
大阪府9.218.820.96
広島県1.731.630.94
京都府4.654.340.93
埼玉県6.836.290.92
福島県1.651.510.92
奈良県3.563.150.88
栃木県2.582.280.88
茨城県2.492.20.88
静岡県1.1510.87
群馬県2.582.180.84
青森県0.750.630.84
和歌山県3.843.120.81
鹿児島県2.161.730.80
石川県0.790.60.76
北海道8.216.180.75
高知県4.253.170.75
熊本県2.081.540.74
山口県1.731.280.74
兵庫県7.155.190.73
福井県2.131.530.72
千葉県7.315.140.70
東京都10.246.680.65
富山県0.560.330.59
山梨県2.91.630.56
長崎県5.993.360.56
宮城県7.073.850.54
神奈川県7.093.840.54
山形県1.170.560.48
愛媛県0.720.340.47