東京都インフルエンザ流行が拡大した。東京都によると、38週(9月14〜20日)の定点当たり届出数は10.27人となり、注意報レベルに達した(図1)。前週の5.90人から、1週間で倍近くに急増した。この時期の流行は過去に例がなく、また最近検出されたウイルスのほとんどが新型であり、新型インフルエンザの流行が拡大していることを裏付けている。

 東京都WEB版発生動向調査によると、38週の届出患者数は2773人で、男性1463人、女性1310人で、男性が多くなっている。年齢別では、10歳未満が882人、10歳から14歳が1155人、15歳から19歳が453人、20〜29歳が76人など、依然として若い世代に感染例が目立っている。30〜39歳が91人、40〜49歳が94人、50〜59歳が18人、60〜69歳が3人、70〜79歳が1人となっている。

 東京都健康安全研究センターが行っているウイルス検出検査では、28週以降の検出ではほとんどが新型インフルエンザウイルスとなっている。

図1 東京都のインフルエンザ流行状況(定点当たり届出数の推移)