首都圏でインフルエンザの感染が拡大している。東京都によると、37週(9月7日〜13日)のインフルエンザの定点当たり届出数が5.90人と、前週3.66人の1.6倍に急増した。この時期の流行は過去に例がなく、また最近検出されたウイルスのほとんどが新型であり、新型インフルエンザの流行が拡大していることを裏付けている。

 東京都WEB版発生動向調査によると、37週の届出患者数は1682人で、男性915人、女性767人で、男性が多くなっている。年齢別では、10歳未満が552人、10歳から14歳が662人、15歳から19歳が258人、20〜29歳が66人など若い世代に感染例が目立っている。30〜39歳が64人、40〜49歳が53人、50〜59歳が12人、60〜69歳が9人、70〜79歳が5人、80歳以上1人となっている。

 東京都健康安全研究センターが行っているウイルス検出検査では、28週以降の検出ではほとんどが新型インフルエンザウイルスとなっている。

 首都圏の患者報告数をみると、東京都以外でも千葉県、埼玉県、群馬県で前週の1.5倍から2倍に急増した(図1)。なお、神奈川県は16日午後6時現在、公表されていない。

図1 首都圏の患者報告数