MLインフルエンザ流行前線情報データベースML-flu-DB)への報告数が、37週(9月7〜13日)に入って急増した。34週以降、421件、455件、483件と増加のスピードが鈍っていたが、37週は683件と跳ね上がった(図1)。インフルエンザ定点当たり届出数(全国)は、34週以降、2.48、2.51、2.62と増加のスピードが落ちてきているものの、先行指標となるML-flu-DBの報告数が急増したことから、37週は反発する可能性がある。

 ML-flu-DBは、アラーム機能が最大の特徴で、全国規模でインフルエンザの異常な検出を把握し、その情報をいち早く関係者で共有できる。2000年冬季にスタートしたこのプロジェクトには、毎年、全国から300人もの医師が参加し、実績を積んでいる。

 図1は、ML-flu-DBの報告数とインフルエンザ定点当たり届出数(全国)の動向を追ったもの。33週をのぞくとほとんど同じような動きを見せていることが分かる。各都道府県の37週のインフルエンザ定点当たり届出数は、今週の木曜日にはまとまるが、前週までの漸増のトレンドからは逸脱し急増する可能性が高い。

 なお、9月14日のML-flu-DBの報告数は167件で、先週月曜日の126件を上回っており、依然として増加傾向にあり警戒を要する。