新型インフルエンザの流行拡大に伴い、読者の方から色々とご意見、ご要望をいただくようになっています。以下、読者の声としてお届けします。皆様と情報を共有できれば幸いです。

 調剤併設型のドラッグストアの従業員の方から届いたものです。

 新型インフルエンザの流行が第三段階以降になると、一般クリニックでも新型インフルエンザ患者の診療を行うようになり、調剤薬局でも患者と接するようになることが考えられます。実際に今でも新型の患者さんや、新型か季節性かが不明の患者さんが、来局されているところもあります。

 厚労省はワークブックをHP内で示し、できるだけ患者さんとの接触を減らす方法で、薬を授受するように推奨していますが、やはり医療従事者である以上、一般の方々より感染確率は高いことが想定されます。

 そのような薬局従事者に対して、薬局内感染者が出た場合や新型インフルエンザ患者との濃厚接触があった場合に服用するため、抗ウイルス薬の薬局内備蓄は可能なのかがよく分かりません。国の指針などありましたら教えてください。

 6月25日の厚生労働省の「医療の確保、検疫、学校・保育施設等の臨時休業の要請等に関する運用指針の改定について」によりますと、医療従事者や初動対処要員らの場合の厚接触者への対応は、以下となっています。

濃厚接触者への対応

 医療従事者や初動対処要員等のうち、基礎疾患を有する者等については、それらの者がウイルスに暴露した場合には、抗インフルエンザウイルス薬の予防投与を行います。また、医療従事者や初動対処要員等については、基礎疾患等の有無にかかわらず、感染した可能性が高くない場合には、職務の継続を可能とします。

 基本方針は「原則として予防投与は行わないが、基礎疾患を有する者等については、医師により重症化の危険性があると判断される場合には、抗インフルエンザウイルス薬の予防投与を実施」となっています。感染予防から重症化予防へ対策の基本方針が変更となったための措置です。そのため、「基礎疾患を有する者等」が優先となっています。

 予防投与ならびに抗インフルエンザ薬の備蓄の現状については、あらかじめ近隣の医療機関に問い合わせてみることが、まず必要なのではないでしょうか。

 この件に関して、「私のところではこう対応している」という事例を紹介したいと思います。ぜひ、皆さんのところの取り組みについて情報をお寄せください。投稿先は以下です。

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