東京都によると、33週(8月10日〜16日)のインフルエンザ定点当たり届出数が「2人」を超えた。前週は1.68人だった。この時期の流行は過去に例がなく、また最近検出されたウイルスのほとんどが新型であり、新型インフルエンザの流行が拡大していることを裏付けている。

 33週の届出患者数は545人で、定点当たりでは2.14人となり、前週の1.68人から増加した(定点数は255)。

 男性296人、女性255人で、若干だが男性が多くなっている。年齢別では、10歳未満が181人、10歳から14歳が121人、15歳から19歳が72人、20〜29歳が73人など若い世代に感染例が目立っている。30〜39歳が39人、40〜49歳が34人、50〜59歳が17人、60〜69歳が5人、70〜79歳が2人などとなっている。

 東京都健康安全研究センターが行っているウイルス検出検査では、2008/2009シーズン(8月9日まで)はAソ連型が46.6%、A香港型が23.2%、B型が21.3%で、新型は9.0%に過ぎなかった(n=479)。しかし、28週以降の検出ではすべて新型インフルエンザウイルスとなっており、最近の流行は、新型インフルエンザの流行といっていいようだ(図1)。 

図1 東京都のインフルエンザ検出状況(東京都健康安全研究センター)