オーストラリア政府の発表によると、同国の新型インフルエンザの累計患者数は、8月17日時点で3万111人となり、初めて3万人を超えた。翌18日には、さらに800人余り増え3万993人となった。感染者の増加に伴い入院例も増えており、現在入院中の人は7月末に400人前後だったが、8月に入ってから増加し、最近は450人前後で推移している。死者数は18日時点で累計118人となった。

 オーストラリアでは、7月1日時点で累計患者数は4370人だった。この1カ月半余りで7倍に急増したことになる。新規感染者数は、7月が1万7578人だったが、8月は18日までに9325人に上った(図1)。

図1 オーストラリアの新型インフルエンザの現状(患者数の動向)

 感染者の増加に伴い入院事例も増え、7月上旬に500人前後だった累計入院者数は、7月末に2394人と4倍以上に達し、8月には18日時点で3650人に増えている(図2)。

 現在も入院中の人は、7月末には400人前後だったが、8月には450人前後に増加した。ICUでのケアを受けている患者数は、依然100人前後で推移している。

 死亡例は、7月30日時点で58人だったが、8月18日時点で118人と倍増した。確認患者数における致死率は、0.38%となっている。

図2 オーストラリアの新型インフルエンザの現状(入院、死亡例の動向)