図1 沖縄県のインフルエンザ流行状況(定点当たり報告数)

 沖縄県が8月6日、第31週(7月27日〜8月2日)の定点当たり報告数が10人を超えたため、インフルエンザの流行注意報を発令した。流行の特徴は、例年のB型ではなくA型が優位である点。ほとんどの報告が新型インフルエンザ患者であると見られることから、県としては「今後さらに拡大する可能性がある」とし注意を促している。

 沖縄県では例年、夏場にもインフルエンザ流行のピークがあり、そのほとんどはB型によるものだった。今年も第21週(5月18日〜24日)に定点当たり報告数が10人を超えたため、流行注意報を発令していた。

 その後、報告数は減少していたが、7月末から再び増加し、再度、定点当たり報告数が10人を超えた(図1)。ただし、今回はB型ではなくA型が優位であり、例年とは異なった流行となっている。県福祉保健部によると、現在、沖縄県でA型インフルエンザと診断された患者の95%以上が新型インフルエンザとなっていることから、今回の流行は新型によるものと推測している。

 なお、第31週の全国の定点当たり報告数は0.56人で、前週の0.28人から倍増している。