オーストラリア政府の発表によると、同国の新型インフルエンザの患者数は8月に入ってからも増え続けている。8月9日正午時点で2万6399人となり2万5000人を超えた。死者も増え、同日時点で88人となっている。

 オーストラリアでは、7月1日時点で累計患者数は4370人だったが、7月31日には2万1668人と5倍近くに急増。新規感染者数は、7月下旬ごろから1000人を超える日も少なくなかった。8月に入ってからも衰えは見られず、8月の新規感染者数は9日までに4732人に上った(図1)。

図1 オーストラリアの新型インフルエンザの現状(患者数の動向)

 感染者の増加に伴い入院事例も増え、7月上旬に500人前後だった累計入院者数は、7月末には2525人と5倍に達した。8月に入ってからも増加し続けており、9日には3146人となった。入院中の人は420人を超えている。そのうちICUでのケアを受けている患者数は、110人前後で推移している(図2)。

 死亡例は、7月1日時点で累計7人だったが、31日時点では61人と急増。8月に入ってからも増え、9日には88人となった。

図2 オーストラリアの新型インフルエンザの現状(入院、死亡例の動向)