オーストラリア政府の発表によると、同国の新型インフルエンザの患者数は8月に入ってからも増えており、8月4日正午時点で2万3692人となった。死者も増えており、同日時点で70人に達した。

 オーストラリアでは、7月1日時点で累計患者数は4370人だったが、7月31日には2万1668人と5倍近くに急増した。新規感染者数は、7月上旬は1日当たり500人を超える日は3回ほどだったが、中旬以降は5回に増え、下旬に入ってからは1000人を超える日も少なくなかった。

 8月に入ってからも衰えを見せておらず、4日の新規感染者数は1583人で、最近では2番目に多くなった(図1)。

図1 オーストラリアの新型インフルエンザの現状(患者数の動向)

 感染者の増加に伴い入院事例も増え、7月上旬に500人前後だった累計入院者数は、7月末には2525人と5倍に達した。(図2)。8月に入ってからも増加しており、4日には2705人となった。入院中の人は400人を超えている。ICUでのケアを受けている患者数は、中旬以降、100人前後で推移している。

 死亡例は、7月1日時点で累計7人だったが、31日時点では61人と急増。8月に入ってからも増え、4日には70人に達している。

図2 オーストラリアの新型インフルエンザの現状(入院、死亡例の動向)