厚生労働省によると、日本の新型インフルエンザ感染者は6月22日時点で、累計で849人となった。同日のWHOのまとめでは世界の感染者数は5万2160人となり、国別では日本は8番目に多い発生国となっている。

 これまでの日本の推移を見ると、5月18日に一挙に118人の感染者が確認されたのを機に急増した。その後、新規感染者数は5月23日に32人、24日に14人、25日に24人、26日に5人、27日に10人、28日に4人、29日に3人と推移し、30日と31日はともにゼロとなっていた。

 しかし、6月に入ってからも感染者の報告は続き、6月4日に15人、11日には35人、15日には56人と新たな感染者が報告された。16日以降は33人、27人、23人と落ち着いてきたかに見えたが、20日に51人と急増、22日には109人とこれまでで2番目に多い新規感染者数が報告された(図1)。

図1 日本の新型インフルエンザ感染者の推移(厚労省、WHOなどのデータを基に作成)

世界の感染者数は5万人を突破

 WHOが6月22日時点でまとめたところによると、世界の感染者数は5万2160人と5万人を突破した。もっとも多いのは米国で2万1449人(死亡87人)、メキシコが7624人(死亡113人)、カナダが5710人(死亡13人)、チリが4315人(死亡4人)で続いている。日本は850人(死亡0人)で、世界で8番目に多い発生国となっている。

 新規感染者数に目を向けると、米国の3594人が飛びぬけて多い。チリが1190人、カナダが805人、英国が754人と続いている(表1)。

表1 世界の状況(WHOの6月22日時点でのまとめから、累計100人以上の国を抜粋)