WHOのまとめによると、新型インフルエンザの感染者数は6月19日時点で、世界全体で4万4287人となった。オーストラリアやチリなど、南半球での増加が目立っておりそれぞれ6月17日時点で2000人を超えた。一方、カナダ、英国でも感染拡大が続いている。

 世界全体では、6月1日に1万7410人だったが、6月5日に2万1940人と2万人を超え、15日には3万5928人となり3万人を超えていた。そして19日には南半球での増加も加わり、ついに4万人を超えた(図1)。

図1 感染者の推移(米国は感染疑いも含む。WHOのデータより作成)

図2 感染者の多い国々(米国は感染疑いも含む。WHOのデータより作成)

 目立っているのは、南半球での増加。冬本番を迎えているオーストラリアは、6月8日に1000人に達し、17日時点では2112人と2000人を超えた。一方、チリも8日までは400人規模だったものが、11日時点で1690人と急増。17日のまとめでは2335人とオーストラリアを超えてしまった。

 一方で、北半球でも依然として感染拡大が続いている。カナダでは、19日時点で4905人となり、5000人に迫っている。全体では、米国、メキシコについで発生数が多くなっている(図2)。また、英国も10日あたりから急増、19日時点で1752人となった。