5月21日14時30分現在、日本国内の新型インフルエンザ感染者数は、274人となった。これまでの1日当たりの新規感染者数は、5月16日に兵庫県神戸市で1例が確認されて以降、1日当たり46〜78人の幅で推移している(図1)。不安定な動きをみせている中、首都圏でも感染例が確認されるなど、流行の収れんはまだ見通せない状況だ。

図1 1日当たりの新規感染者数の推移(厚生労働省や各自治体の情報を元に作成)

 5月9日、10日と成田空港で4例が確認されて以降、11日から15日までは新規感染者数がゼロの日が続いた。事態が動いたのは5月16日。神戸市で男子高校生が感染していることが確認され、同じ高校に通う2人も感染していることが分かった。

 これ以降、新規報告は激増する。17日は58人、18日は73人の急増、19日は46人といったん落ち着いたが、20日に78人と跳ね上がった。21日は14時30分現在の集約で14人となっているが、今後この数字が積み重なるのかどうか注視したい。