メキシコのコルドバ厚相は5月13日の記者会見で、同国の確定感染者は2446人、死亡は60人となったと発表した(図1)。新規感染者数は222人で、12日の165人より増えており、依然として感染は衰えていない。

 検査体制の制限から、検体採取から結果判明まで1週間程度かかっている模様で、メキシコでの感染者の推移は、このタイムラグを前提として眺める必要がある。

図1 メキシコの新型インフルエンザ感染者と死亡の推移

 これまでのデータを振り返ると、感染者の総数は5月6日に1112人と初めて1000人を突破、5日後の11日には2059人と2000人を超えた。新規の感染例をみると、6日に246人となり4月29日以降初めて200人台にのった。その後は、92人、160人、10日と11日の2日分で481人、165人、222人となった。最近は200人前後で推移しており、まだ感染は継続している。

 また、会見では、感染者の半数以上が0〜19歳であるとも指摘している。

 死亡例については、5月8日の記者会見でコルドバ厚相は「5月5日以降に新たな死亡例はない」としていた。しかし、その時点で死亡例は45人であり13日時点で60人となったことから、「5月5日以降」も新たな死亡例は出ている。ただ、60人のうち「95%が4月23日以前に発症したもの」(コルドバ厚相)としている。