中国衛生部は5月11日、国内で初めての新型インフルエンザ感染者が確認されたと発表した。感染が確認されたのは30歳の中国人男性。米国のセントルイスからミネアポリス、成田経由で9日未明北京に入った。その後、四川省・成都に向かう国内線で発熱などの症状が出たため、検査を受けた結果、新型インフルエンザの疑いがあるとされ、四川省の感染症指定機関に搬送されていた。

 患者が搭乗していた成田発北京行きNW29便(5月9日午前1時30分北京着)には日本人24人が同乗していたという。この24人は中国衛生当局による医学的観察措置(自宅、ホテル、または病院で7日間の医学観察を実施)の対象となる可能性がある。

 在中国日本国大使館は同日、「中国における新型インフルエンザ疑い例の発生について」を配信。上記内容を伝えるとともに、中国の在留邦人に向けて、「一層の手洗い、うがいの励行、及び外出時に人混みに入る場合のマスクの着用等の感染防止対策の徹底」を求めた。