管理者を務める西藤小児科こどもの呼吸器・アレルギークリニックの西藤氏

 MLインフルエンザ流行前線情報データベースML-flu-DB)の管理者を務める西藤成雄氏(写真)は、新型インフルエンザの海外発生を受け、「特に重要なお願い」を配信した。全国の300人超の協力医師に、「A型インフルエンザの異常な集積」に注意するよう求めたものだ。ゴールデンウイーク明け以降、国内発生のリスクが高まると予想され、医療現場では警戒感が強まっている。

 ML-flu-DBは、アラーム機能が最大の特徴で、全国規模でインフルエンザの異常な検出を把握し、その情報をいち早く関係者で共有できる。2000年冬季にスタートしたこのプロジェクトには、毎年、全国から300人もの医師が参加し、実績を積んでいる。

 「特に重要なお願い」は、MLインフルエンザ流行の状況を伝えるメールで伝えたもの(表1)。季節性インフルエンザは一部でB型の報告が続いているが、今後は「新型fluの発生により、A型の異常な集積に」注意するよう求めた。

 管理者を務める西藤小児科こどもの呼吸器・アレルギークリニックの西藤氏は、かねてよりML-flu-DBが新型インフルエンザ発生の早期発見に貢献できると期待している。

表1 特に重要なお願い

★ 管理者より 特に重要なお願い ★
現在、季節性のB型のfluの検出の報告が続いております。しかし、   
新型fluの発生により、今後はA型fluの異常な集積に注意してください。
異常なA型の発生に気づかれた場合は、特異な背景があるとして「重症例
として登録」でお願いします。