世界保健機関WHO)は3月30日、エジプト鳥インフルエンザのヒト感染例が確認されたと発表した。患者は2歳半の女児で、病状は安定しているという。エジプトでは今年に入ってから9例目の確認例となった。ほとんどが1歳から2歳半の乳幼児で、死亡例が出ていないことがエジプト感染例の特徴となっている。

 患者は、3月23日に症状が現れ、24日にQena熱病院に入院。同日からタミフルによる治療が行われ、現在、症状は安定しているという。3月26日にH5N1の感染が確認された。

 疫学調査では、病気あるいは死んだ家禽との密接な接触歴が示唆されている。

 エジプトでは2003年以来、60例目となった(うち死亡例は23人)。

表1 エジプトでの鳥インフルエンザ感染者の状況(WHO発表より作成)

■WHOのリリース
Avian influenza - situation in Egypt - update 9