今シーズンのインフルエンザ流行は、患者数が2週連続の増加となった。各都道府県のデータを編集部で調査した結果、10週(3月2日〜8日)の届出患者数は全体で7万1107人となり、前週の6万4528人から6000人あまり増加した。定点当たり報告数も、13.49人から14.85人へ増加。山形県宮城県では、定点当たり報告数が流行拡大の目安とされる「警報」レベル(30人)超となった。

 都道府県別では、山形県が31.21人(前週21.6人)で最多だった。宮城県が30.48人(19.39人)、千葉県24.64人(19.14人)、新潟県24.32人(20.63人)、徳島県24.22人(21.16人)、静岡県23.90人(19.07人)と続いている(図1、表1)。

図1 インフルエンザの流行状況(2009年第10週、編集部調べ)

表1 都道府県別に見た定点当たり報告数(2009年第10週、編集部調べ)

 最も増加が激しいのは宮城県で、定点当たり報告数は前週より11.1人増加した。山形県(9.6人増)、福島県(5.9人増)、埼玉県と千葉県(どちらも5.5人増)、富山県(5.3人増)でも目立っている。

 全国の有志が参加しているMLインフルエンザ流行前線情報データベースML-flu-DBhttp://ml-flu.children.jp/)によると、2月中旬当たりからB型が優勢になっていることから、B型の流行が広がっていると見られ、引き続き注意が必要だ。