世界保健機関WHO)は3月11日、エジプト鳥インフルエンザのヒト感染例が確認されたと発表した。患者は1歳半の女児で、病状は安定しているという。エジプトでは今年に入ってから7例目の確認例となった。依然として、1歳から2歳の乳幼児が主であり、さらに死亡例が出ていないことが特徴となっている。

 患児は、3月6日に症状が現れ、3月9日に入院した。3月10日にH5N1感染であることが確認された。病状は安定しているという。疫学調査では、病気あるいは死んだ家禽との密接な接触歴が示唆されている。

 エジプトでは2003年以来、58例目となった(うち死亡例は23人)。

表1 エジプトでの鳥インフルエンザ感染者の状況(WHO発表より作成)