今シーズンのインフルエンザ流行は、3週続けて届出患者数や定点当たり報告数が減少した。各都道府県のデータを編集部で調査した結果、2009年7週(2月9日〜2月15日)の定点当り報告数をみると、流行拡大の目安とされる「警報」レベル(30人)超は大幅に減少し香川県だけとなった。ただし、依然として、45都道府県が「注意報」レベル超にあり、また、17日以降全国的に気温が下がったこともあり、引き続き注意が必要だ。

 調査によると、届出患者数は全国で8万102人となり、前週の11万8099人から大幅な減少となった。全国の定点当り報告数も、前週の24.69人から16.75に減少した。

 都道府県別では、前週1位となった香川県が31.32人(前週44.38人)で最多だった。新潟県が27.03人(36.84人)、兵庫県が25.69人(33.98人) 、富山県が22.85人(29.6人)で続いている(図1、表1)。

図1 インフルエンザの流行状況(2009年第7週、編集部調べ)

表1 都道府県別に見た定点当たり報告数(2009年第7週、編集部調べ)

 3週連続で患者数が減少したとはいえ、依然流行は続いており、各都道府県では、引き続きホームページなどを通じて注意を喚起するとともに、インフルエンザ予防の徹底を呼び掛けている(表2)。