今シーズンのインフルエンザ流行は、2週続けて届出患者数や定点当たり報告数が減少した。各都道府県のデータを編集部で調査した結果、2009年6週(2月2日〜2月8日)の定点当り報告数をみると、流行拡大の目安とされる「警報」レベル(30人)超は前週の35都府県から10県へと大幅に減少した。ただし、依然として、全都道府県が「注意報」レベル超にあり、また気象庁によると来週は寒さが戻ってくるとの予報が出ており、引き続き注意が必要だ。

 調査によると、届出患者数は全国で11万8099人となり、前週の17万498人から30%超の減少となった。全国の定点当り報告数は、前週の35.62人から24.69人に大幅に減少した。

 都道府県別では、5週連続1位だった沖縄県が37.84人と前週の67.91人より大幅に減少し、2位に後退した。代わって前週2位だった香川県が44.38人(前週56.00人)で最多となった。新潟県が36.84人(43.68人)、長崎県が35.81人(48.23人) 、宮崎県が35.38人(52.60人)で続いている(図1、表1)。

図1 インフルエンザの流行状況(2009年第6週、編集部調べ)

表1 都道府県別に見た定点当たり報告数(2009年第6週、編集部調べ)

 前週との比較では、全国で減少が目立つ中、島根県だけが19.34人から19.82人へと微増だった。また北海道は、10.88人から10.15人へほぼ現状維持だった。

 各都道府県では、引き続きホームページなどを通じて注意を喚起するとともに、インフルエンザ予防の徹底を呼び掛けている(表2)。