インフルエンザの流行は高い水準で推移している。各都道府県のデータを編集部で調査した結果、2009年5週(1月26日〜2月1日)の定点当り報告数をみると、流行拡大の目安とされる「警報」レベル(30人)超は35都府県となった。前週に36都府県に拡大したが、5週は若干減少したものの高い水準にある。

 届出患者数は全国で17万498人となり、前週の17万8991人から若干減少した。全国の定点当り報告数は、前週の37.45人から35.62人に減少した。

 都道府県別にみると、沖縄県が67.91人と前週89.60人より減少したが依然最多だった。香川県が56.00人(前週45.06人)、宮崎県が52.60人(同64.52人)、長崎県が48.23人(50.64人)、長野県が47.13人(40.83人)で続いている(図1、表1)。

図1 インフルエンザの流行状況(2009年第5週、編集部調べ)

表1 都道府県別に見た定点当たり報告数(2009年第5週、編集部調べ)

 前週との比較では、青森県で15.83人から24.26人へ増加したほか、岩手県(14.94人→20.52人)、島根県(14.03人→19.34人)、北海道(8.52人→10.88人)、富山県(24.58人→31.54人)などで増加が目立っている。北海道は、54週をピークに減少し続けていたが、5週で増加に転じた。北海道は、Aソ連型が主流だったが、A香港型あるいはB型の流行が始まった可能性があり注意が必要だ。

 各都道府県では、引き続きホームページなどを通じて注意を喚起するとともに、インフルエンザ予防の徹底を呼び掛けている(表2)。