写真1 ミニシンポジウム 用意した数では足りず急きょ椅子を増やした

 東京都主催による新型インフルエンザ対策のイベント「みんなで備えて、みんなで防ぐ。」が始まった。1月24日10時。東京は寒い朝を迎えたが、人々の関心は高く、主催者の予想を上回る人出となっている。都としては、今回のイベントを皮切りに、リスク・コミュニケーションの一環として、新型インフルエンザ対策の啓発活動を本格化させる。

 イベントでは、国や都の新型インフルエンザ対策、医薬品開発の状況、民間企業の取組みなどをパネル展示し、あわせて、マスクの使い方や手洗いの基本など感染予防方法の正しい知識についての説明も行っている。

写真2 シンポジスト 予想以上の参加者に驚きを隠さない人も

 11時からはミニシンポジウムが開かれ、国立感染症研究所感染症情報センター主任研究官の大日康史氏、NHK報道局科学文化部の虫明英樹氏、災害復興まちづくり支援機構の中野明安氏らがシンポジストとして参加、新型インフルエンザ対策の現状と課題などについて説明した。

写真3 事業継続の相談コーナー 時間前に既に相談が始まっていた

 一方で、感染予防に関する相談、事業者のBCP策定に関する相談(正午から午後4時まで)、さらには、新型インフルエンザ・クイズラリーなども行われている。

写真4 「準備に1カ月ほどしかなかったが、これだけの人が来てくれるのだからやってよかった」と話す月川由紀子氏

 都福祉保健局感染症危機管理担当部長の月川由紀子氏(写真)は、「イベント開催を機に、今後も新型インフルエンザ対策の啓発活動を展開していく」と話している。新型インフルエンザ対策の基本は、正しい知識を身につけること。こうしたイベントを通じて、一般市民に「知識の備蓄」が進むことが期待される。

 イベントは1月24日(土)は午後7時まで、25日(日)は午前10時から午後5時まで、新宿西口広場イベントコーナーで開催される。