インフルエンザの流行が拡大している。国立感染症研究所のまとめ(速報値)によると、2009年3週(1月12〜18日)の定点当り報告数が、沖縄、宮崎、岡山の3県で、「流行警報」レベルを超えた。

 届出患者数は全国で9万9637人となり、前週の5万6592人から倍近くに増加した。定点当り報告数は前週の11.94人から20.84人に倍増、「流行注意報」レベルを超えた都道府県は、前週の35件から43件に拡大した。

 都道府県別にみると、沖縄県が65.26人で最も多く、宮崎県が36.34人、岡山県が31.80人となり、この3県が警報基準値である30人を超えた(図1)。

図1 季節性インフルエンザの流行状況(2009年3週時点、国立感染研究所の速報値から)

 このほか、愛媛県が27.89人(前週12.16人)、大分県が27.88人(14.00人)、滋賀県が26.72人(13.28人)で続いている(図2)。

 前週との比較では、宮崎県で3倍近くに増えたほか、石川県、高知県、群馬県、富山県などで増加が目立っている。

図2 都道府県別に見た感染状況(定点当たり報告数)

表1 インフルエンザ予防の基本

 各都道府県ではホームページなどを通じて注意を喚起するとともに、インフルエンザ予防の徹底を呼び掛けている(表1)。