中国衛生部は1月18日、ホームページで、山東省H5N1型鳥インフルエンザのヒト感染例が確認されたと発表した。患者は、山東省済南市在住の27歳女性で、5日に発病し入院治療を受けていたが17日に亡くなった。中国疾病予防コントロールセンターが同日、鳥インフルエンザウイルス(H5N1)陽性を確認した。

 発表によると、現地政府は感染の発生から、患者と密接に接触した人に対して医学観察を実行している。これまでに、異常な臨床症状は現れていないという。

 中国では、今回の事例で、鳥インフルエンザのヒト感染例は33例、死亡は22例となった。今年に入ってからは、北京市(19歳女性、5日に死亡)、山西省(2歳女児、7日発病、重体)の例に続く感染例となった。

 これをうけて、在中国日本国大使館は、領事情報として中国での現状を伝えるとともに、「鳥インフルエンザ発生国である中国では、引き続き、不用意に鳥に近寄ったり触れたりせず、衛生管理にも十分注意するように」と呼びかけている。

■参考情報
1)感染地域滞在の注意事項「海外渡航者のための鳥及び新型インフルエンザに関するQ&A
2)在中国日本国大使館のホームページ
3)中国衛生部のリリース