季節性インフルエンザで、2008/09年シーズンの流行開始を告げる報告が目立ってきた。第47週(11月17〜23日)のまとめによると、山梨県、島根県、和歌山県、大阪府、兵庫県、栃木県の1府5県で、定点当たり週間患者数が流行開始の目安とされる1人を超えた。それぞれ5.25人、2.45人、1.56人、1.51人、1.51人、1.08人だった。

 山梨県では、44週に1.53人と1人を超えた以降、3.23人、5.18人、5.25人と推移。46週から47週へは増加数がやや落ち着いたものの、日中でも気温が低い日が多くなったことから、今後の推移には十分、注意を払う必要がある。各自治体の感染症情報センターでは、睡眠や栄養のバランスに気をつけ体調管理に努めるとともに、うがいや手洗いを励行、特にマスクを有効に使うなど、積極的に感染防止に取り組むよう呼びかけている。

 なお、全国のインフルエンザ定点当たり患者届出数は2632人、定点当たり0.56人となった。

(三和 護=日経メディカル別冊)

【訂正】
 12月4日、和歌山県でも1.56人と「1人」を超えておりましたので、追加しました。