通信社のAntara Newsによると、インドネシアで7月10日、鳥インフルエンザウイルスH5N1型)の感染が疑われていた37歳の男性が死亡した。保健省の検査機関の血液検査の結果、患者はH5N1型に感染していたことが明らかになった。WHOのまとめでは、インドネシアでは2005年以降135人のヒト感染例があり、そのうち110人が死亡している。今回の事例がWHOに報告されれば111人目の死亡例となる。

 報道によると、患者は7月5日から高熱や重い咳、呼吸困難の症状を示した。その後も高熱が続き、3日後には症状が重くなり、7月9日にはタンゲラン市のHusada Insani病院に運ばれたという。レントゲンの結果、鳥インフルエンザの感染の疑がわれたことから、タンゲラン公立病院に移送されたが、7月10日に死亡した。感染ルートなど詳細は不明。

(三和護=日経メディカル別冊)