ホスピタルショウ「ワコム」、液晶タブレットの用途を拡げるソリューションを展開

 2007年9月にリニューアルした企業ロゴとシンボルマークを大々的に掲げたワコムの展示ブースには、7月8日に発表した19型TFTディスプレイ搭載の液晶タブレット「DTU-1931」や、21.3型TFTディスプレイ搭載の液晶タブレット「DTZ-2100」がメインに並んだ。

7月に発表された「DTU-1931」。見えにくいが、左側には黄色い文字で「ご自由に、お書き下さい!」

 「DTU-1931」は、外来診療を中心に主流となってきた19インチのニーズに応える新製品。一方、従来製品である「DTZ-2100」は医用画像の閲覧など、より大画面で読み取るのに適している。商品ラインナップを増やし、ユーザーの選択肢を拡げた。

 ブースでは、他ベンダーの製品と組み合わせた、用途提案型のソリューションも展示され、ペンの使い勝手を実際に体験できた。

 NECの電子カルテシステム「MegaOak」シリーズのほか、OEC(岡山情報処理センター)と日本大学歯学部が共同開発した、歯科病院向けに特化した多機能歯科電子カルテシステム「TDM」シリーズと擬似的な連携するワコムのディスプレイ製品が人気を集めていた。

診断画像変換装置「FVT200」と「DTZ-2100」(未接続)

診断画像変換装置「FVT200」と「DTZ-2100」(未接続)

 また、7月15日に発表された、リアルビジョン社が提供する診断画像変換装置「FVT200」を活用したソリューションが公開された。「FVT200」のDVIインターフェースを介して、パソコンと「DTZ-2100」を接続するだけで、「DTZ-2100」を高解像度の医用モニタに代用できる。

 ガンマ2.2(汎用PCモニタ)をDICOMガンマカーブに変換することで、「汎用PCモニタの8bit階調を、10bit相当の階調に変換できるようになった。放射線科医などが利用する高価な専用モニタほどのコストをかけずに、高解像度の診断画像を参照できる」(同社ソリューション営業部 ソリューション推進Gr.マネージャーの中路慎哉氏)。

 同社では、液晶ペンタブレットの利用シーンの拡大に向け、今後もソリューションの強化を図る考えだ。(柏崎 吉一=委嘱ライター)

ページの先頭へ戻る

関連記事

Information PR

ログインしていません

もっと見る

人気記事ランキング

  1. Q.創閉鎖前のポビドンヨード洗浄は有効? シリーズ◎その手術部位感染対策、合っていますか?(3) FBシェア数:171
  2. CT読影は臓器の連続性を意識する! 画像診断大国の若手医師へ FBシェア数:64
  3. ガイドラインを引用する訴訟が急増しています 特集◎医療訴訟の落とし穴《インタビュー》 FBシェア数:5
  4. 「医師の言動でPTSD」認めず病院側が逆転勝訴 判例に学ぶ 医療トラブル回避術 FBシェア数:1
  5. 当直が大人気、相澤病院の働き方改革とは 日本病院会会長の相澤孝夫氏に聞く FBシェア数:1059
  6. 「説明を尽くしたのに敗訴」のなぜ 特集◎医療訴訟の落とし穴《動向編》 FBシェア数:496
  7. 気づけば増えた血糖降下薬、どう減らす? シリーズ◎岩岡秀明の糖尿病よろず相談所【藤沼康樹編】 FBシェア数:143
  8. その欲望は、本当に君自身のもの? 鈴木裕介の「キャリア迷子」に捧げる処方箋 FBシェア数:12
  9. かんしゃくを起こす子にはジャンケンが有効 泣かせない小児診療ABC FBシェア数:110
  10. Q.抗菌縫合糸の使用はSSI発生率を下げる? シリーズ◎その手術部位感染対策、合っていますか?(1) FBシェア数:127