遠隔画像診断治療補助システム「i-Stroke」がAndroidに対応、生体モニターなど新機能も追加

 富士フイルムは、スマートフォンを利用して主に脳卒中の救急医療をサポートする遠隔画像診断治療補助システム「i-Stroke(アイストローク)」をバージョンアップすると発表した。製品名は「i-Stroke Ver.2.0」で、富士フイルムメディカルを通じて2012年1月16日に発売する。

 i-Strokeは、同社が東京慈恵会医科大学と共同開発したシステム。救急患者を受け入れた病院から、専門医の持つスマートフォンに患者の検査画像や診療情報を送信し、治療に必要な処置情報をやりとりすることで、病院内での診断や治療をサポートする。

 今回発売するi-Stroke Ver.2.0は、対応する端末が拡大した。これまでiPhone4/4S(iOS)だけだったが、新たにAndroidOSに対応。NTTドコモの「GALAXY」と「Xperia」を閲覧用の端末として利用できるようになった。
 
 機能面では、撮影した患者の動画や静止画を院外の専門医がスマートフォンで閲覧できる機能、心電図や血圧などの生体モニターをストリーミング送信する機能、患者の過去の診療情報を参照する機能、新たな患者・診療情報がタイムライン上に追加された時にメールを送信する機能を追加した。また、治療後の患者の状態を客観的に判断するために必要なmRS/BI/問診表、医薬品情報(使用上の注意、禁忌事項など)や、日本脳卒中学会が提供する脳卒中治療ガイドライン、簡易知能評価スケールをスマートフォンに表示できるようになる。

(本間 康裕=デジタルヘルスOnline/医療とIT)

ページの先頭へ戻る

関連記事

Information PR

ログインしていません

もっと見る

人気記事ランキング

  1. レセプト査定される糖尿病処方、教えます 岩岡秀明の「糖尿病診療のここが知りたい!」 FBシェア数:162
  2. 病像の変化で糖尿病腎症から糖尿病性腎臓病に 特集◎生活習慣病 7つの新常識《5》 FBシェア数:177
  3. 五輪でドーピング…主訴「薬を盛られた?」 薬師寺泰匡の「だから救急はおもしろいんよ」 FBシェア数:24
  4. 刃物を持ってくる患者の「予兆」を見逃さないで 院内暴力・セクハラSOS FBシェア数:119
  5. 外科医の寿命を延ばすロボット手術が保険適用に 中山祐次郎の「切って縫うニュース」 FBシェア数:166
  6. いつから、何を使って、どれくらい勉強する? 総合内科専門医試験 「一発合格」への道 FBシェア数:72
  7. 一過性の意識消失で救急搬送された80歳代女性 カンファで学ぶ臨床推論 FBシェア数:0
  8. 肝臓癌で余命半年と宣告された認知症患者 短期集中連載◎重度の認知症患者を診るということ(3) FBシェア数:36
  9. 血糖管理は点から線へ、FGMで変動を調べよ 特集◎生活習慣病 7つの新常識《6》 FBシェア数:36
  10. 主な癌の5年生存率を国際比較 Lancet誌から FBシェア数:28
医師と医学研究者におすすめの英文校正