【ホスピタルショウ】クラウド型で低コストの遠隔健康相談サービス、NTT東日本などが提供開始へ

今回のシステム一式のイメージ

 NTT東日本は、2011年7月13〜15日に東京ビッグサイトで開催中の「国際モダンホスピタルショウ2011」において、クラウド・コンピューティングを利用した遠隔健康相談サービス「ひかり健康相談」を発表した。グループ企業であるNTTアイティと連携し、自治体や医療機関向けに2011年9月1日から提供を始める。第1弾として、宮城県の丸森町への導入が決まっているという。

 インターネット接続サービス「フレッツ 光ネクスト」、電話サービス「ひかり電話」、電話端末「フレッツフォン」に加え、NTTアイティが提供するクラウド・サービスを活用したシステムである。具体的には、血圧計や歩数計などで測定したデータを、フレッツフォンを介して管理側のサーバーに自動で登録し、グラフ化された健康情報を基に、テレビ電話による遠隔からの健康アドバイスや特定保健指導を実施する。

 NTT東日本は以前から、宮城県栗原市や岩手県遠野市において、同様の遠隔健康相談を実施していた。ただし、これらはサーバー型のシステムであり、自治体などにとって導入費用の負担が大きいことが課題だったという。今回、サーバー型からクラウド型にすることで、費用負担を抑え、導入しやすくした。

 導入の初期費用としては、100人規模のシステム(集会所を5箇所利用するモデル)で、約255万円。維持費が年間100万円強とする。従来のサーバー型のシステムの場合は、同様の規模で「数千万円の費用負担が必要だった」(NTT東日本)という。

(小谷 卓也=デジタルヘルスOnline

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