富士フイルムが医療施設向け各種サービスをクラウドで提供

「ASSISTA Portal」のシステム概要

 富士フイルムは7月11日、病院や診療所などにオンラインで地域医療連携やリモート保守などの各種サービスを提供する「ASSISTA Portal」(アシスタ ポータル)を、クラウドサービスとして7月より本格的に提供開始したと発表した。同サービスは、これまで富士フイルムが提供してきたクラウド型の地域医療連携サービスや保守サービスに新たな機能を追加し、1つのポータルサイトから利用できるようにしたもの。サービスは、富士フイルムメディカルを通じて提供する。

 「ASSISTA Portal」で提供するサービスは、|楼莪緡渡携サービス、⊃芭纏抉腑機璽咼后↓J歇薀機璽咼垢3つからなる。「C@RNA Connect」(カルナ コネクト)は、診療所と地域の中核病院をオンラインで結び、診療予約や検査依頼が可能なのに加えて、診療情報提供書・退院サマリー・読影所見などのドキュメント類、検査画像データをインターネット経由で送信できる。このサービス自体は2005年5月に提供開始しており、全国で約70病院、1100施設が利用している。

 保守サービスの「ACTIVE Line」(アクティブ ライン)は、同社のX線画像診断装置などの医療機器を利用するユーザーに対して、リモートでログデータ解析・予兆監視、リモートデスクトップ機能を使用した操作支援、保守サービスの履歴管理などを提供する。2009年4月からサービス提供されているが、「ASSISTA Portal」への統合を機に、新たにモバイル通信装置を搭載した医療機器にも対応している。

 新たに追加されたのが、診療支援サービスの「ASSISTA Contents」(アシスタ コンテンツ)サービス。最新の医療ニュースや解剖図などに加えて、他の医療施設と同じ画像を見ながら専用掲示板上でのカンファレンスを実施する機能を提供する。また、製品・サービスに対する問合せを、利用者の指定の時間にテクニカルサービスセンターからコールバックによる対応を行う。

 富士フイルムでは、今後も「ASSISTA Portal」に順次さまざまなサービスやコンテンツを拡充していき、ポータルを通じて医療施設の診療業務をサポートしていくという。

(増田 克善=日経メディカルオンライン/デジタルヘルスOnline委嘱ライター

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