Android対応の診療業務用ソフト開発、5月に宮崎大学病院で稼動

 コア・クリエイトシステム(宮崎市)とインターシステムズジャパンは、コア・クリエイトシステムがAndroid(アンドロイド)スマートフォンに対応した診療業務用携帯端末システム「WATATUMI(わたつみ)Ver.1.0」を開発、販売を開始したことを発表した。同システムは、5月に宮崎大学医学部附属病院で本稼動する。コア・クリエイトシステムは、インターシステムズのアプリケーションパートナー。

 「WATATUMI」(WiFi Android Terminal Apparatus with Touch operating Ubiquitous system for Medical Information)は、コア・クリエイトシステムの電子カルテシステム「IZANAMI」(いざなみ)に連携した診療業務用携帯端末ソフト。インターシステムズの高速オブジェクトデータベース「Caché」(キャシエ)を基盤に開発された。AndroidをOSとするスマートフォンを利用し、バイタル入力、各種オーダーの参照、注射・輸血・手術・処置・自科検査オーダーの実施入力ができる。基本パッケージの価格は3000万円から(ハードウエアは含まない)、Android用電子カルテライセンスが1台5万円から。


 宮崎大学医学部附属病院は、現行のPDAを4月から順次スマートフォン「GALAXY S」(サムスン電子)200台に置き換えて、WATATUMIによるシステムに移行する。同病院は、2006年5月にIZANAMIを導入し、看護師の病棟業務用に業務用PDA(携帯情報端末)を導入して、バーコードによる患者と薬剤をチェックする実施入力、バイタル入力、観察項目の入力などを行ってきた。

 WATATUMIは来年4月までに、放射線画像や検査履歴の参照をはじめ、患者プロフィールやカルテ文書、DPCなどの参照、コミュニケーション機能などを段階的に拡張していく予定。それに伴い同病院では、最終的に医師と看護師に1人1台のスマートフォンを配布し、ユビキタス環境を整備していくという。

(増田 克善=日経メディカルオンライン委嘱ライター)

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