ワイズマン、機能強化した電子カルテシステムの新バージョンを発売

 福祉・医療情報システムを開発・販売するワイズマン(本社盛岡市)は、中小規模病院向けの電子カルテシステムの新バージョン「電子カルテシステムER Ver4.0」を、3月3日に発売開始したと発表した。入院患者の経過把握やオーダー支援、院内コミュニケーション機能の強化などが図られている。

 Ver4.0には、病棟業務の起点となる「入院経過シート」が追加された。医師の回診や病棟職員の日々の業務に必要な情報を1画面に集約しており、患者ごとの経過の確認とオーダー、実施情報、バイタル情報が入力できる。見やすさも向上している。例えば入院経過シートでは、患者の状態に合わせたバイタルグラフを1時間ごとに表示設定できるのに加えて、フォントサイズや表示項目を病棟スタッフごとに設定できる。

 医師のオーダー入力支援機能では、「指示箋オーダー」と「オーダーガイダンス」が追加され、現行の「オーダーカレンダー」は見やすさと操作性を向上させた。指示箋オーダーは、院内で利用している指示伝票に合わせたテンプレートを利用し、指示伝票に書き込むのと同様のオーダーができる。オーダーガイダンスは、患者の病名や過去の算定歴を基に算定の可能性がある医学管理や在宅指導料を抽出し、診察時に医師に通知する。

 このほか、看護師から医師あて、あるいは療法士から看護師宛に患者に関する情報を入力できるメモ機能、当事者が業務画面を開くと自動的に表示される院内コミュニケーション機能、コメディカルの記録業務を簡単にするテンプレートによる入力支援機能などが追加されている。

(増田克善=日経メディカルオンライン委嘱ライター)

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