ワイズマンが介護・福祉事業所向け介護ソフトをリニューアル、「ワイズマンシステムSP」を発売

 福祉・医療システムを開発・販売するワイズマン(盛岡市)は11月30日、介護・福祉事業所向け介護ソフトをリニューアルした「ワイズマンシステムSP」の販売を11月に開始したことを発表した。居宅支援事業所向け、地域包括支援センター向けなど、すべての介護・福祉システムを順次リリースする。

 リニューアルしたシステムは、ユーザーの声を生かしてより快適さを追求したもの。Simple(洗練)、Speed(スピード)、Satisfaction(満足)の3つの視点から見直したという。特徴の1つは、スムーズなメニュー切り替えや利用者選択を可能にしたこと。開いている業務メニューから関連する他の業務メニューへ切り替えることができ、同じ介護施設利用者の複数の業務処理を簡単に行える。また、同一業務画面で、引き続き他の利用者の業務管理を行う場合は、表示される利用者一覧から選択できるため、いちいち検索する必要がない。

 また、「支援ノート」と呼ばれる新機能を追加し、事業所系システムやケアマネ系システムなどのシステム間の情報共有を向上させた。従来、同一の施設利用者であってもシステム間の連携は不十分だったが、選択した利用者に関するデータを他のシステムからも参照・取り込みができるようになり、職種間や事業所内の情報共有を向上させた。

 インターネットを介してワイズマンのデータセンターで管理する各種介護・福祉アプリケーションを利用できる「ワイズマンASPサービス」のユーザー同士であれば、別法人・事業所であってもデータ交換が可能。別法人の居宅介護支援事業所とヘルパーステーションなどの間でもデータの取り込みができるため、紙文書のやり取りやキーボード入力の必要がなくなった。また、同社はリニューアルシステムの販売開始を機に販売体系を全面的に見直し、ソフトウェアのパッケージ販売から月額課金方式に変更している。

(増田克善=日経メディカルオンライン委嘱ライター)

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